「新聞離れ」の実態
2010-08-09


6日から連日、真夏の研究会が続いている。
仙台(作並)、東京(国分寺)
と来て昨日からは東京(八王子)。

一昨日宿泊したホテルでのことを記しておく。

エレベータの前に棚があり「朝日新聞」が置いてあった。
棚のラベルには「自由にお持ちください」の文字。
朝食時、これは有難い、と1部いただいた。
朝食が終わり、部屋に戻る頃にはだいぶ減っているだろうな
と推測した。
しかし、せいぜい30分ほどの食事時間のあとでは変化はなかった。
数時間後チェック・アウトの時間が来て、
エレベータでロビーに降りた。
ところが事情に変化は一切なかった。

禺画像]
「新聞の山、動かずであった」。

驚いた。
というか、ここまで「新聞離れが進んでいるのか」
と衝撃をうけた。
「新聞」は、無料でも手にするに値しない、
それが現実というわけだからである。
電子新聞の影響、というような次元の問題でもないからである。

フリーペーパーは飛ぶようにはける。
無料ビジネスがビジネスモデルとしてもてはやされる。
しかし、「新聞」はタダで配っても拒否される。
読みにくい時代ではある。
しかし「読まずばいられない」現象というべきであろう。



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